
AUDITION

作 島川柊 作曲 久野飛鳥 演出 大舘実佐子
ボルゾイ初のストレートプレイ『イエスと言え』
オーディション開催!
劇団東のボルゾイ初めてのストレートプレイ公演。と言っても楽器生演奏の “音楽介在会話劇”。
これまで行ってきたミュージカル製作の知見と技術を活かし、言葉と音が重なり合う新しいストレートプレイ作りに挑む。
セクシャルハラスメントとセカンドレイプを描いた過去作『バウワウ』、
そして多様性を題材にした『IBUKI』(今年5月24日より上演)に続き、新作も社会問題に切り込む。
新しい家族の形や結婚の意味を考える『イエスと言え』、
ご観劇頂いた方にとって、これからを生きるための一つのツールになることを目指す。
お問い合わせ:say.yes.borzoi@gmail.com

〈あらすじ〉
今よりほんのちょっとわずかかすかに未来の話。
主人公のざくろは、婚約者と共に憧れていた式場を訪れる。そこで矢鱈憂鬱なブライダルアドバイザーと出会い、「結婚が認められない人々がいるこの社会で、貴方達の結婚が認められる理由は、自然生殖可能性があることだけ」と告げられる。
その言葉が引き金となり、25年間積み上げてきた倫理観が音を立てて崩れ始める。無意識に目指してきた普通の家族とは何だったのだろうか。父親が男性で母親が女性であること、法的に認められること、血が繋がっていること、世間に嗤われないこと?
愛とか絆とか、美しく正しいものとして刷り込まれてきたあれこれは、現実においてはただの「言葉」でしかないのだろうか。
普通とは何か。普通じゃなくちゃ駄目なのか。
私よ、疑い出したらきりがない、いいから全部イエスと言え。
〈募集する役〉
全役ダブルキャスト、8名×2組。

ざくろ(20代~30代 女性)
主人公。彼氏にプロポーズされ、ここのところずっと浮き足立っている。無邪気で素直でご陽気だが、そうやっとくと無難だからやってる節がある。あと、ぬか喜び防止委員会に取り憑かれている。とにかく、何事もなく家庭築きたいお年頃である。

レオ(20代~30代 男性)
婚約者。ざくろに言わせれば、私を笑わせるのが上手くて、私の家族と仲が良くて、私にだけ優しい、つまりたぶん完璧な男。しっかりしていて頼もしく、時々少年のようにあどけない、つまりたぶん理想の男。

鬼柳(20代~40代 性別を問いません)
ネガティブでアイロニカルなブライダルアドバイザー。人は死んだらどこへ行くのか、それにしか興味はない。結婚なんて自殺行為、わけがわからなくて悲しくなる。

修理屋(20代~50代 男性)
万物の故障を請け負う。壊れた自分だけがどうにも直せない。

犬丸(10代~30代 性別を問いません)
ざくろとレオを慕う後輩。二人に会うと異様にはしゃぐ。

BABY(20代~40代 性別を問いません)
AI。そこらのAIには醸し出せない、人間味のある言い回しが自慢。あまりに事実な事実を突きつけると、人間ってのは突然傷ついたりするので加減が肝心。


ベーコン=レタス=タンバリン神父
(20代~30代 男性)
神父役で雇われている役者。全然日本人。全然無神論者。

秘密(10代~20代 男性)
未来の人間。馴れ馴れしくて雄弁、なんか、得体が知れない。
エントリー期間
2023年5月12日〜6月1日23:59
〈公演概要〉
●公演タイトル:東のボルゾイ第5回公演『イエスと言え』 (ストレートプレイ)
●主催:東のボルゾイ
●小屋入り期間:2023年10月2日(月)~10月11日(水) 全12公演予定
●劇場:ウッディシアター中目黒
●広報ビジュアル撮影日:2023年7月15日~7月16日
●稽古期間:2023年8月15日~10月1日、週4~6日稽古(役により変動あり)
●ギャランティー:あり。それに加えて1枚目からチケットバックあり
〈応募条件〉
下記条件をすべて満たしている方
① 18歳〜50歳の心身ともに健康な方
② 二次審査に参加が可能な方
③ 撮影(2023年7月15日〜7月16日)、稽古(8月15日~10月1日)、小屋入り期間/本番(10月2日〜10月11日)に参加可能な方
④ チケットの販売、広報活動に積極的にご協力いただける方
⑤ 事務所に所属している場合は、事前に許可を取った上でご参加ください
審査の流れ
❶
5月12日(金)~6月1日(木)
審査課題ゲット
下の【課題ダウンロード】を押して、一次審査課題(芝居)をダウンロードして下さい。動画審査です。
❸
一次審査合否通知
6月5日(月)までに
メールにて、一次審査の合否を通知します。合格者には、二次対面審査のご参加いただく日時をお知らせします。
7月1日(土)までに
❺
二次審査合否通知
メールにて二次審査の合否を通知します。
❷
課題提出(エントリー)
6月1日(木)23:59〆切
下の【エントリーフォーム】を押して、審査課題(動画)を提出して下さい。提出をもってエントリー完了となります。
❹
二次対面審査
6月7日(水)~6月10日(土)
二次は対面審査です。期間中のいずれか1日又は2日間ご参加頂きます。芝居審査と自己PR。審査会場は都内です。
お問い合わせ:say.yes.borzoi@gmail.com

企画製作/主催:劇団東のボルゾイ
脚本家 島川柊、作曲家 久野飛鳥、演出家 大舘実佐子が主宰する劇団。これまで緻密で独創的なオリジナルミュージカルを創作してきた。今作が初めてのストレートプレイ製作となる。
2018年より上記メンバーで創作を始め、2020年「東のボルゾイ」を結成し正式に活動を開始。2022年、演出助手 桜田実和、俳優 曽根大雅、関万由子、阿部美月、志村知紀、野呂桃花、須田遼太郎を劇団員として迎え、劇団の規模を拡大。これまでに、ミュージカル『なんのこれしき2020』(2021.03)、『ジョウジの1ページ』(2021.12)、『彼方が原』(2020.02)、『バウワウ』(2022.07)を上演。そして今年5月24日より、多様性をテーマにした新作『IBUKI』を上演。
次世代ミュージカル界の発展に寄与している。
お問い合わせ:say.yes.borzoi@gmail.com
助成:
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]
公益財団法人クマ財団[活動支援]

